こんな疑問にお答えします!
ポイント
今回は有料版と無料版のChatGPTの違いについて、初心者にも分かりやすく解説していきます!
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有料プランのメリットについて
有料プランのメリットについて
- ピーク時のアクセス優先権(接続の安定度)
- 新機能の先行利用(プラグインやベータ機能)
- GPT-4の利用権
- 有料プランのデメリット
ピーク時のアクセス優先権(接続の安定度)
ChatGPTへの接続の安定度について解説します。
ChatGPT Plusへ加入しいるユーザーはアクセスが集中している「ピークタイム」でも、優先的にChatGPTへ接続できるようになっており、安定した回線を保つことができます。
そもそも有料プランのChatGPT Plusがリリースされた背景に、
ユーザー増加によってアクセスが集中し、フリーズや応答速度の低下が多く見られることが関係しています。
それもそのはず、2023年1月にはChatGPTの月間アクティブユーザー数は1億人を超えたと言われています。
現時点ではもっと多くのアクセスがあると考えられますよね!
実際に私がまだフリープランを使用していたころ(2023年6月時点)は、文章生成中のフリーズは1日4~5回くらいの頻度で起きてました。
有料プランにしてからは1週間に2回くらい、たまに生成中にフリーズする程度に減ったので、ストレスはほぼないです!
新機能の先行利用(プラグインやベータ機能)
次に新機能の先行利用について解説します。
新機能とはいわゆるベータ機能のことで、ChatGPT Plusでは、一般公開される前のテスト段階(ベータテスト)の機能をいちはやく先行利用することができます。
上記画像を見ての通り、「Default」以外の全機能の後ろに「Beta」と記載されてます。
これらはフリープランのChatGPTでも一般公開される予定の機能ですが、現段階の「ベータ版」では有料版でのみ利用可能となっております。
ベータ機能とはいえ、すべての機能が超優秀で高性能!
がっつりビジネスや副業での利用を検討してる人には、作業を効率化してくれる快適な機能ばかりとなってます!
GPT-4の利用権
よくある勘違いなのですが
「GPT-3.5」に「ベータ機能」が追加されたのが「GPT-4」
こういった間違った認識をしている人は多いです。
正確には
ポイント
「GPT-3.5」と「GPT-4」は全く別の言語モデルで、
ChatGPT Plusでは「GPT-4」に加え「ベータ機能」が先行利用できる。
これが正しい認識です。
「GPT-3.5」に比べて「GPT-4」は回答の正確さ・回答の処理速度などの性能がかなり向上しています。
さらには「GPT-3.5」では文章入力による文章生成のみとなっていますが、
「GPT-4」は加えて、写真や画像の入力による文章生成が可能となっています。
有料プランのデメリット
正直デメリットは思いつかないくらい優秀なのですが、強いて言うなら3点デメリットがあります。
1.料金が高い
はっきり言って月額2700円は少し高いかな~って感じます。
もちろん月給2700円で超優秀なビジネスパートナーを雇っていると考えれば、相当な破格なのですが、ギリギリ初心者は手を出しにくい料金なのかなって感じは否めないです(笑)
2.扱いが難しい
有料プランのすべてを理解し最大限に活用するとなると、本当に難しいと思います。
ChatGPTのぺージ内で、ベータ機能の使い方についてなど詳しく記載されているわけではないのでなかなか理解が難しい…
調べてみたものの、ほとんどのブログ記事がびっしり文字が敷き詰められていて、読み進めるのがしんどい!
初心者には少しハードルが高いですが、一度理解してしまえばけっこう簡単です!
このブログで少しでも学べるように、私も日々頑張ります!笑
3・メッセージ上限
もともと、ユーザーが送信できるメッセージ数は4時間につき100回までだったんですよね。
これがユーザー増加に伴い、サーバーへの負荷を軽減するために、現在では3時間ごとに50メッセージまでとなってます。
僕の場合、ビジネスの利用において制限を使い切ることはほぼゼロなんですが、
ChatGPTの機能や性能テストをしてるとたま~に、制限がかかります。
「試したいプラグインがまだあるのに!」ってもどかしさで、けっこうストレスです(笑)
デメリットはだいたいこのぐらいなんですが、正直デメリットをはるかに凌駕するメリットがあるので、僕は有料プランをおすすめします!
GPT-3.5とGPT-4の性能の違い
有料プランではベータ機能の先行利用以外にも、かなり魅力的な点があります!
それがGPT-4のポテンシャルです!
プラン | 無料版 (フリープラン) | 有料版 (ChatGPT Plus) |
料金 | 無料 | 月額20ドル (約2,700円) |
言語モデル | GPT-3.5 | GPT-3.5 GPT-4 |
トークン制限 | 4,096個 (日本語の場合1トークン=約1文字) |
8,192個 (日本語の場合1トークン=約1文字) |
特徴 | ・文章入力による文章生成 | ・文章入力による文章生成 ・画像入力による文章生成 ・プラグインなどのベータ機能の利用が可能 |
GPT-3.5とGPT-4の違いは大きく分けて4つに分けて解説していきます!
- 文字数制限
- 回答の正確さ
- レスポンスの速さ
- 画像や写真による文章生成
文字数制限
ChatGPTでは利用者が入力できる文字数とChatGPTが生成することができる文字数に制限があります。
制限は1回のやりとりに対する入力や出力の文字数!
1か月の文字数制限じゃないので安心して下さい!
この文字数の制限を「トークン制限」と言い、
無用版では4,096トークン、有料版では8,192トークンとなっております。
日本語の場合1トークンあたり約1文字の計算になります!
メモ
企業向けの拡張モデルでは最大32,768トークンまで対応しています。
トークン数の制限が影響する場面として特に多いのがインプットの場面だと思います。
資料やサイトの情報を要約したいときに、
無料版だとギリギリ制限に引っかかることがあり、2回くらいに文章を分けて要約するといった手間がかかります。
近年主流になっているYouTube学習においても、ChatGPTの拡張機能を使うことにより、
動画の内容を簡単に要約することができます。
この際ChatGPTが動画を文字起こしし、テキストを読み込んで要約するため、
長い動画ほど文字制限に引っかかるんですよ…
結論!
トークン数は多い方がインプット効率が圧倒的に良い!
回答の正確さ
OpenAI社の発表で
「GPT-4はGPT-3.5よりもはるかに創造的で信頼性が高く、より細かい指示に対応可能」
と紹介されています。
もちろんGPT-3.5も十分優れてはいますが、
「回答が的外れ」「間違った事実を回答された」と感じるユーザーも中にはおりました。
GPT-4ではそれらが大きく改善され、
質問や指示内容がより複雑なほど性能の差がはっきりします。
メモ
【性能実験の例】
GPT-3.5とGPT-4に同じアメリカの模擬司法試験を受けさせた結果
なんとGPT-3.5のスコアが下位10%なのに対し、GPT-4は上位10%のスコアで合格したそうです!
レスポンスの速さ
ここでは処理速度による「レスポンスの速さ」について解説していきます。
正直に言うと、一般的な質問ではあまり大差ないです。
GPT-3.5とGPT-4に同じ質問をしましたが、GPT-4の方が体感少し早いくらいのレスポンスの差でした。
スマホで例えると
GPT-3.5が「4G回線」
GPT-4が「5G回線」
みたいに「あれ?思ってたほどじゃないぞ?」って感じです(笑)
画像や写真による文章生成
GPT-4は画像や写真による質問や指示が可能となります。
これ本当に便利で、かなりの頻度で使用することになるので、ぜひ覚えていってくださいね!
こちらは実際にChatGPTにわんちゃんの犬種を聞いてみた結果です!
しっかり画像からトイプードルと認識してくれました!
次に日本の政治システムについての図解を、ChatGPTが理解してくれるのかを試してみたのでご覧ください!
いや最強すぎない?笑
なかなか文章だけでは指示しにくい内容なんかも、画像と組み合わせることによって、より細かい指示が可能になります!
無料版と有料版どっちがいいの?
有料版の方が圧倒的にオススメです!
もちろん利用する用途によって、どっちがオススメなのかは変わってきますが、有料版はやれることの幅が圧倒的に広い!
どのビジネスシーンにおいても、活躍できると思います!
ではどんな人が無料版(GPT-3.5)が向いてるのか、有料版(GPT-4)が向いてるのかを解説していきます。
無料版と有料版どっちがいいの?
- 無料版(GPT-3.5)が向いてる人は?
- 有料版(GPT-4)が向いてる人は?
無料版(GPT-3.5)が向いてる人は?
まず結論から言うと、
日常生活・軽い副業・ビジネス利用(アイデア出し程度)で使う範囲であれば、とりあえずは無料版で問題ないでしょう。
無料版と有料版の違いの大きな特徴として、トークン数の制限(文字数制限)があります。
トークン制限とはなんぞや!ってなりますよね(笑)
参考
簡単に説明すると
1.利用者が入力できる文字数の制限
2.ChatGPTが返信できる文字数の制限
※日本語の場合1トークン=約1文字
無料でも4,096個の制限なので、結構な文字数使えますよね!
ブログの一般的な文字数としてよく言われるのが、2000文字から5000文字と言われているので、ギリギリ使用できる範囲だと思います。
無料版のデメリットをあげると、
無料版(GPT-3.5)と有料版(GPT-4)は別の言語モデルであるため、
最新モデルのGPT-4より「処理速度」や「回答の正確性」が劣っている点です。
例をあげると、
GPT-3.5とGPT-4に同じアメリカの模擬司法試験を受けさせた実験の結果なのですが。
GPT-3.5のスコアが下位10%なのに対し、GPT-4は上位10%のスコアで合格したそうです。
この結果を踏まえると、しっかりビジネスで利用するってなると、
正確性に優れた「GPT-4」に軍配があがってしまいます。
有料版(GPT-4)が向いてる人は?
こちらも結論から言います。
がっつりビジネスで利用したい・副業をバリバリこなしたいこんな方には有料版がオススメです。
「トークン数」や「回答の正確性」、「処理速度」については先ほど解説した通り、
意外と知られていない盲点なんですよね!
みんなGPT-4の拡張機能(ベータ機能)に目が行きがちなんです。
ビジネスにおいて、速さやクオリティは優れている方が絶対に良いですし、
GPT-4の方が間違った回答をされないってだけで、安心してビジネス利用できると思います。
ここに注意
※GPT-4でも専門的な難しいジャンルでは、間違った回答をする可能性はゼロではないので、事実確認は怠らずにしましょう!
そして有料版の最大のメリットといえば、ベータ機能にアクセスできる点ですよね!
プラグインをはじめとした、ブラウジング機能や画像生成機能は、
GPT-4による作業の効率化を最大化させるだけでなく、幅広いビジネスシーンで最高のサポートをしてくれます!